2023年12月21日
「第7回総会」
令和5年8月26日(土)
ホテルメトロポリタン仙台・銀河の間
4年ぶりとなる対面での開催に、26名の会員が出席した。
午後5時、開会。開会のご挨拶に立たれた本郷道夫会長(高19回)は、母校の医学部進学者数に言及し、当倶楽部の将来が輝かしいものであることを強調された。
星 和彦副会長(高17回)が議長に、本多 博幹事(高34回)が副議長に選出され議事に入った。議事に先立ち、休会中にご逝去された当倶楽部会員の佐藤勝朗先生(高10回)、植田俊之先生(高16回)、湊 敬一先生(高18回)、姉歯秀平先生(高26回)に黙祷が捧げられた。
まず、筆者より、事務局の変更、役員ならびに運営に係る会則の変更、そして2年前の書面決済で退任が承認された今井克忠前監事(高15回)の顧問就任の提案があり、満場一致で承認された。そして、新型コロナウイルス感染症の影響により、令和2年から3年間、対面での総会ならびに懇親会が中止となったことが報告された。
続けて、休会の間に書面決済により新たに会計幹事に就任した野口謙治会計幹事(高39回)が会計報告を、これを受けて同じく監事にご就任された大方俊樹監事(高22回)が会計監査報告をそれぞれ行い、いずれも異論なく承認された。
徳村弘実副会長(高22回)の閉会のご挨拶で、総会は恙なく終了した。
引き続き、特別講演が行われた。今回は、この春、国立療養所多磨全生園へ異動となり園長にご就任された鵜飼克明幹事(高28回)に、「多磨全生園に異動となって ~柊の垣根越しに見えたもの~」の演題名でご講演いただいた。園の紹介にはじまり、我が国のハンセン病を巡る暗部とも言える歴史から現状まで、微に入り細を穿つ素晴らしいご講演で、とても勉強になった。講演をご依頼した際、鵜飼先生より「暗い話になりますよ。」とのお言葉を頂戴したが、その意味がつくづく理解できる内容でもあった。座長は、今井新顧問が務めた。
相田重光先生(高38回)による写真撮影の後は、いよいよ懇親会である。司会進行は、例年通り結城道広幹事(高33回)が担当した。
校歌斉唱に続いて、本多幹事の開会のご挨拶の後、来賓の高橋 賢校長(高35回)より母高の近況についてお話し頂いた。男女共学になった当時、5対3ほどだった男女比が、近年はほぼ1対1。新入生に進路を問うと、およそ100名の生徒が医学部志望とのことで、母校の医学部人気はまだまだ続きそうである。
大井龍司顧問(高10回)の乾杯のご挨拶で、一同再会を祝し懇親を深め合った。
懇親会も半ばを迎える頃、東京でのご講演を終え駆けつけられた佐藤一郎同窓会長(高17回)から同窓会の近況を拝聴した。
やがて華やいだ雰囲気のうちに懇親会もお開きの時間となった。かつての応援団長・佐藤同窓会長にエールをお願いし、午後8時20分、散会となった。
現在、案内状は住所の把握できる県内の先生方を中心に送付しておりますが、案内状をご希望の先生は当倶楽部事務局にご一報いただけますようご案内申し上げます。
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文責 : 菊地 徹(高35回)